株式会社宇徳 リクルートサイト2021

船乗り志望だった自分が、
大井ふ頭で見た現場の風景に感動。

大学3年生の時、宇徳のインターンシップを5日間体験しました。実はその時体験したのは主にプラント事業の内容で、今所属している港湾事業ではなかったんです。しかしインターンシップの期間中に、大井ふ頭のターミナルで宇徳の仕事を見る機会があり、そのスケールの大きさに感動。港の仕事をしたい、と強く思いました。
またインターンを通じて宇徳の社員の人柄に触れ「いい会社だな」と感じたのも、宇徳を志望した理由のひとつです。

もともとは船乗り志望だったんですが、こうした経験を通じて、「船に乗る仲間たちを港で支えていきたい」と考えるようになりました。今実際にその仕事に就いている。とてもうれしいことです。

閉じていくランプウェイを見ながら
感じる達成感。

大黒ふ頭で、荷役作業全般を監督する「フォアマン」。それが私の仕事です。
入社後かなり早い段階で仕事をまかせてもらえるのが、宇徳の特徴です。もちろん最初の3ヶ月はOJTで先輩フォアマンについて回り、仕事を覚えてから徐々にいろいろな経験をしていくという流れです。
今思えば、上司や先輩は自分に「その時点でできることの一つ上」くらいのレベルの仕事を選んで与えてくれていたのかも知れません。若手の苦労を分かってくれる先輩が多いように感じています。ありがたいですね。

私が担当しているのは、輸出業務。だいたい1〜2週間の準備期間を経て、当日全ての荷物の積み込みを完了させた後、船のランプウェイがゆっくり閉じるのを眺めている時、「終わった！」という達成感を感じます。
休みはしっかり取れています。どうしても船の入出港に合わせた勤務日になるため、平日が休みになることも多いのですが、平日なので映画館や温泉が空いているのがいいですね。

先月は、ショベルカー等の建設機械を200台積み込む案件を担当しました。これまで担当した中でも最も台数が多く、周到な計画と準備を行いました。おかげでトラブルもなく、プラン通りに積み込みが終わり、最後にお客様である船会社の担当者から「今回完璧だったね」との言葉を頂きました。うれしかったです。

自分の父母や、場合によってはそれよりも上の年代の作業員と仕事をしていくのは、最初は戸惑いもありました。しかし自分は、彼らを指揮するフォアマン。積極的に話しかけたり質問をしたり、頑張って名前を覚えたりと、慣れないながらも彼らの間に入っていけるように努力しました。
時には仕事での失敗を叱られることもありました。ただ港の男たちは、ビシッと一声「何やってんだ！」で終わり。いつまでも引きずらない。だから素直な気持ちで学べたんだと思います。

経験豊富な作業員とともに
現場で揉まれて、成長していく。

最初は先輩方にサポートしてもらいつつも、入社一年目から責任ある仕事を任されます。経験豊富な作業員とともに現場で揉まれることで、業務知識がつくだけではなく、社会人として、人間として早く成長していける職場です。
基本的に現場ではフォアマンとして自分ひとりで判断しないといけない場面が多いです。とっさの判断力、人や物への対応力はものすごく身につきます。

あと個人的にありがたいと思っているのが独身寮。この職場の場合、鶴見にある寮から30分で通える利便性も気に入っています。

今後チャレンジしたいのが、フォアマンとしての経験則をまとめたドキュメントづくり。今のところ、業務に関しては簡単なマニュアルしかなく、個々のフォアマンが身につけた知識が文書化されていないんです。ある程度身体で覚えないといけないことは当然あると思いますが、こうした文書が整備されていれば、これからこの職場に入ってくる若手の成長に役立つと思うんですよね。長い目で見ると、こうした資料も会社のために必要じゃないか。そんなことを考えています。