Job introduction 仕事を知る
Job introduction 私たちの業務
設計・計画
求められる資質
- 観察力
- 論理的思考力
- 発信力
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あらゆる状況・条件を加味しながら、
最善手を計画や図面に描き出していく。宇徳の設計・計画業務は、大きく分けて2つの柱で成り立っています。ひとつは、「工事をどのように進めるかを決める“工事計画”を立てる業務」。もうひとつは、「工事に必要な“道具や装置”そのものを設計・製作する業務」です。
たとえば営業が受注を目指す案件があると、「この工事はどうやれば実現できるか?」と技術チームに相談が入ります。そこから、営業と技術が一緒に協議を重ね、工事の内容や使用機材、積算などを検討。その結果をもとに、施工管理チームへとつなげていきます。特に、宇徳が誇る輸送機材「スーパーキャリア」を使用する工事では、車両の編成や積載方法を現場に合わせて最適化する必要があります。どんな機材でも積めるわけではなく、現場条件を加味しながら無理のない運用を計画することが求められます。こうした計画には、長年の実績と現場に基づくノウハウが詰まっており、工事の成功を左右する重要な工程です。施工の現場に引き継がれる前段階で、プロジェクトの全体像を描き、土台を築いていくうえで欠かすことのできない役割を担っています。
また、スーパーキャリアに搭載するための積載検討や、クレーンで安全に吊るための専用吊り具なども技術チームの手によるもの。施工に必要な道工具は、現場や機器の条件に応じて計画され、場合によっては1回の作業のために専用工具を設計・製作することもあります。
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この職種のやりがい
ひとつとして同じ条件はなく、現場ごとに異なる制約や要件をもとに最適解を探り出す思考のプロセスが醍醐味
自分が描いた図面通りに装置や部材がぴたりと現場に収まり、事故なくスムーズに進行したときの喜びは格別
一見すると単純そうな案件でも、現場情報や干渉物の有無を事前に読み取り、正確に形にできたときに達成感がある
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どんな人が
この職種に向いている?- 常にアンテナを張り続け、課題や制約に気づいて自ら解決の糸口を見出せる
- 小さな違和感や気づきを「なんとなく」で終わらせず、丁寧に言語化して伝えられる
- ただ任された通りにやるのではなく、自分なりの考えを持ち、提案できる
- 何かを考え、形にして、それが誰かの役に立つことで喜びを感じられる
Flow 1日の流れ
施工管理
求められる資質
- 段取り力
- 観察力
- 責任感
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図面の中の世界が
形になっていく様子を最前線で見守り、
プロジェクトを推進する。宇徳の施工管理職は、プロジェクト全体の進行を見守りながら、現場を円滑に動かす“指揮者”のような存在。図面と工程表をもとに、安全かつ確実に工事を進める役割を担っています。関わるのは、発電所や橋梁、プラント設備といった、いずれも大型プロジェクトばかり。営業職が担当分野ごとに専門性を高めていくのに対し、施工管理は工事の種類に縛られず、さまざまな領域のプロジェクトに携わることができるのが特徴です。
工期は半年から1年ほどで、複数の現場を兼任するのではなく、ひとつの現場にじっくり向き合いながら仕事を進めることができます。また、大手ゼネコンのように数年単位で地方に赴任するような形ではなく、全国に点在する現場を短〜中期で回りながら、多様な経験を積んでいくことができます。 施工管理の仕事は、図面通りに進めるだけでは成り立ちません。現場では、工程や人の動きにズレが生じるのが当たり前。だからこそ、状況に応じた判断と調整が求められます。安全面・品質面・スケジュールのすべてを考慮しながら、職人さんや協力会社、本社メンバーと密に連携を取り、現場をまとめ上げていく。そんなダイナミックさが、この仕事の醍醐味です。
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この職種のやりがい
図面だけだったものが少しずつ形になり、目の前に建造物として立ち上がっていく過程を、現場の最前線で見届けられる喜びがある
数十人規模の職人チームを束ね、自分の指示が形になっていく達成感をリアルに味わえる
現場ごとに求められる対応が違うからこそ、毎回新しい発見と成長があり、ルーティンでは終わらない面白さがある
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どんな人が
この職種に向いている?- 「情報は共有するもの」という意識を持ち、自分だけで抱え込まない
- 物怖じすることなく声をかけ、信頼関係を築いていけるようなコミュニケーションが取れる
- イレギュラーが起きても慌てず、状況を整理して判断できる
- 丁寧に全体を見通し、計画的に現場を進める力がある
Flow 1日の流れ
営業
求められる資質
- 主体性
- 突破力
- 巻き込み力
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売るのはモノではなく、
宇徳の「技術」。
だからこそ、知識と提案力が試される。宇徳の営業職は、いわゆる「モノを売る営業」とは少し違います。私たちが届けるのは、宇徳が長年積み重ねてきた“技術力”そのもの。関わるのは、発電所や橋梁といった社会インフラに直結する大規模な工事が中心で、どれも簡単にやり直しがきかず、万が一ミスが起きればニュースになる可能性もあるような、責任の大きい仕事ばかりです。
だからこそ営業も、ただの窓口役ではいられません。お客さまは工事の内容を熟知している“プロ中のプロ”。そんな方々と対等に話すために、営業自身も専門用語や工事の仕組みをしっかり理解し、提案の質を高めていく必要があります。知識を深めながら、自信を持って話ができるようになる。そこに、この仕事ならではの面白さがあります。
取引先はほとんどが既存のお客さまで、新しい案件の多くはそこから依頼されるもの。長く信頼関係を築きながら、一緒に仕事を進めていくスタイルです。原子力、橋梁、風力・新エネルギー、一般プラントなど、分野ごとに専門チームがあり、幅広いフィールドで営業として成長できます。
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この職種のやりがい
プロジェクトの始まりを誰よりも早く知り、最初の一手を打つポジション。受注して終わりではなく、契約後も1年〜1年半かけて現場に伴走しながら完了まで一貫して関わることができる
「これってできる?」というお客さまからの相談に対して、「こうすればできる」と示した具体的な道筋が実際にプロジェクトとして形になっていくのを目の当たりにできる
自部署だけでは完結しない仕事が多いため、「横のつながりを活かしながらどう実現するかを考え抜く」というプロジェクトの舵取り役を担うことができる
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どんな人が
この職種に向いている?- 明るく元気で、自分から積極的にコミュニケーションをとっていける
- 計画性を持ち、入念な下準備を怠らない
- 常に周囲にアンテナを張り、小さな変化や情報を見逃さずキャッチできる
- 先を読みながら必要な手を打ち、関係者を動かしていける段取り力と調整力がある