フレートセンター部では、東京港のコンテナターミナルに隣接したCFS(混載貨物倉庫)にて、複数荷主の小口貨物を1本のコンテナに仕上げる、または一本のコンテナから荷主ごとに貨物を仕分ける業務を行っています。大井TFC輸入チームでは、お客さまである混載会社から依頼され、輸入されたコンテナから外国貨物を取り出し(デバンニング作業)、倉庫内での保管を経て、トラックに積込むまでの管理を行います。CFSは、輸出入貨物の一時的な保管場所として使用される保税倉庫でもあるので、貨物出庫までの適切な保税管理を行うことも担当しています。
現在は責任者としてチーム全体を管理し、複雑な案件や不測の事態に対して、自身の経験を活かしサポートすることにやりがいを感じています。お客さまから、チーム員の対応に対して感謝の言葉をいただく度に、嬉しくなると同時に大きな達成感を味わっています。求められていることが何かを常に考え、徹底した準備を行うとともに、日程に沿った作業の流れをイメージすることで、多少のトラブルも無事に対応できてきたと感じています。また、関係者と念入りに打ち合わせ、作業内容の詳細を互いに理解するコミュニケーションも大切にしています。
当社グループの強みは、港湾・プラント・物流の3事業と多岐にわたる分野のグループ会社が緊密に連携して、一貫した作業サービスが提供できることです。さらに、作業環境が整備されていることで、それぞれのスキルや経験、現場とのつながりを強固に発揮できるので、安全・安心で質の高いサービスを提供できます。当チームも、このサービスの一翼を担っています。
私は、入社4年目からコンテナターミナルのオペレーション業務に従事しました。入社後の配属は管理部門でしたので、同じ会社でありながら全く業態の違う仕事に、最初は戸惑いもありました。スケジュールに沿って船を出港させなければ物流が止まってしまうという責任の重さを痛切に感じる仕事でしたが、宇徳グループの一員としての役割を果たすことで、自身の成長にもつながったと思います。
取材:2024年12月