
国際物流営業チームでは、お客様のニーズや貨物の特性(機械品、一般雑貨など)を的確に把握したうえで、安全を最優先に、海上・航空輸送の選択や船種の検討など、多様な輸送手段の中から最適な方法をご提案しています。
お客様の貨物の中には、自身では経験のないものも含まれるため、対応にあたっては自ら調査を行い、必要に応じて先輩社員の助言を受けながら業務を進めます。最適な輸送方法をご提案できた際には、大きな達成感があります。こうした一つひとつの経験が、自身の対応力を高め、着実な成長につながっていると感じています。
業務を行ううえで、私が特に大切にしているのは「人とのつながり」です。お客様や協力会社の皆さま、業務担当者や現場の作業員の方々と積極的に対話を重ねています。そうしたコミュニケーションを通じて、視野が広がり自身では気づけなかった考え方や情報に触れることができ、困難な状況に直面した際にも解決への糸口を見つけることができています。

当社には港湾・プラント・物流という3つの事業があり、いずれも現場を基盤とした業務が中心です。営業としてお客様に自信をもってサービスを紹介することができるのは、現場の方々が困難な状況にも臨機応変に対応し、安全かつ正確に作業を遂行する姿を見ているからです。
印象に残っている仕事の一つは、初めて現場に立ち会ったときのことです。電話やPCで手配していた貨物が実際に動く様子を目の当たりにし、物流の本質に触れることができたと感じています。
現在担当しているプロジェクトでは、輸入部材の配送を担っています。想定通りに進まない場面も多く、社内外の多くの方々の協力を得ながら業務を行っています。完遂までには時間を要しますが、このプロジェクトで得られる経験と知見は、私自身の成長に大きくつながると感じています。
先輩方が語る「かつて担当していた方と何年ぶりにお仕事をご一緒できる」といったような、これまで築いてきた関係性が新たな仕事につながる――自分自身もそのような経験を積み重ねていけるよう、今後も日々の業務に真摯に向き合っていきます。
取材:2025年10月