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宇徳のヒト 管理(経理チーム)

経理チームの枠組みを超え、グループの重要な経営戦略を支える

経理財務部 経理チーム チームリーダー 公認会計士 下崎 悟史
経理財務部 経理チーム チームリーダー 公認会計士 下崎 悟史

私は、キャリア採用で宇徳に入社し、経理チームを率いるリーダーとして、また、組織内会計士として、会社の決算業務や税務申告業務、宇徳グループ全体の連結決算業務や有価証券報告書の作成などを通じ、法規制を遵守する役割やIR活動の一端を担っています。

会計や税務は、会計基準や法令に準拠して適正に行う必要があり、その責務を担う部署として当然に守るという基本姿勢を曲げることはできませんが、解釈について議論の余地がある事象について、会社にとって有利な会計処理や税務上の取扱いを選択できるよう、事象の分析と条文の適用を検討して対処するのが、経理チームの業務の醍醐味です。合理的かつ理路整然と論拠を準備し、その結果を監査法人や税務当局に納得してもらえた時は、自分自身の存在意義とやりがいを感じます。

この他にも、グループ内で発生した問題事項や例外事項への対処も重要なミッションです。原因を分析して具体的な再発防止策を構築し、運用状況のモニタリングまで常に意識して対処しています。この時、会計監査人として培った内部統制に関する知識・経験も活かせていると実感しています。さらに、M&A案件や資産取得計画、新規ビジネスの立ち上げなどにおいて、専門分野の観点で関与することも多く、グループの重要な経営戦略の一部を支えていると実感します。

多くの仲間と創り上げる、真面目で誠実な企業文化

経理財務部 経理チーム チームリーダー 公認会計士 下崎 悟史

経理チームで取り扱うデータは、宇徳グループ内全ての活動の結果です。このデータから私たちが課題認識する対象は、グループ全体にわたるものばかりで、事業部やグループ会社の意見や要望を調整していくことも、経理チームが果たすべき役割だと考えています。

国内グループ会社全体で使用していた基幹システムを、20数年ぶりに入れ替えるプロジェクトでは、非常に困難でかつ作業量も膨大で、心身ともに大変苦労しました。このとき支えとなったのは、会社や部署の枠を超えて組成されたプロジェクトメンバーでした。積極的に協力してくれた事業部の方々の存在も励みになりました。多くの仲間たちと共に悩み協力しあい、お互いを支え合いながら何とか形にすることができたことで、揺るぎない信頼関係を築くことができました。

最近では合併や事業譲受などに伴い、出身会社の異なる人員が混在していますが、お互いに良好な関係を築き、多様な考え方を受け入れる雰囲気があると思います。この宇徳のヒトの温かさは、老舗企業として長年お客様に寄り添い丁寧な仕事を継続した結果、真面目に誠実に協力しあう姿勢が企業文化として培われたものなのではないでしょうか。

日々、チームメンバーの多様性を活かしつつ、各自が成果を実感できるよう仕事のフォローを行うなかで、彼らの著しい成長を実感しています。今後は私自身も次なるキャリアアップを図り、ミライに貢献できるように努めていきたいと考えています。

取材:2021年2月

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