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宇徳のヒト プラント(電力第一チーム)

東日本大震災の発生直後、顧客の要請を受けて緊急対応に応じる

電力営業部 電力第一チーム チームリーダー 柿本 武文
電力営業部 電力第一チーム チームリーダー 柿本 武文

印象に残っているのは、青森県下北郡にある東通原子力発電所の建設工事に携わったことです。原子力発電所に設置される機器の搬入計画の策定や、据付工事の管理などの業務を担いました。

当社が取り扱う機器は大型かつ重量物が多いことに加え、その工事の進捗が全体工程に大きな影響を及ぼすことから、綿密な計画と安全かつスムーズな作業が求められます。この仕事で発電所の建設の一翼を担うことができ、電力事業に貢献できたと手応えを感じることができました。

東日本大震災が発生した後の福島第一原子力発電所において、震災直後に協力要請を受け、汚染水処理設備の輸送を担当したことも忘れられない仕事です。このときは、物流部門と連携し、北米から輸入した汚染水処理設備を当社の車両で輸送しました。

非常事態の中、このような緊急の要件に対応することができたのは、宇徳が持つ高い技術力と現場で働く個々人の技量の高さがあったからだと実感しています。

ミライを見据えて準備を行い、宇徳の強みと経験を活かして顧客に貢献

電力営業部 電力第一チーム チームリーダー 柿本 武文

現在は主に原子力発電所に関連する輸送や建設、定修業務の営業活動を担当しており、その中での重要な業務の一つに原子燃料サイクルに関わる輸送を行っております。

原子燃料サイクルの輸送では、その多くが重量物であるため、専用の輸送車両や特殊な設備が必要になります。その車両や設備の準備には長期間を要することもあるため、案件が発生する時期や場所などを考慮し、将来の検討や計画を進めています。

我が国のエネルギー計画を実現する為のこのような案件が実際に実行されたときは、ミライをつくることに貢献できていると手応えを感じます。

現在も原子燃料輸送の領域において、顧客の目標を達成するべく宇徳の技術をご提案し、策定した計画に則って作業を進行しています。これからも宇徳の強み、そしてこれまで培ってきた多くの経験を活かし、社会に貢献していきます。

取材:2020年5月

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