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宇徳のヒト プラント(プラント第二チーム)

一夜で橋を架けるプレッシャーと、完成後の達成感・充実感

プラント営業部 プラント第二チーム チームリーダー 中村 聡
プラント営業部 営業第二チーム チームリーダー 中村 聡

2009年に横浜市のみなとみらい地区で施工した歩道橋建設工事が特に印象に残っています。当社の作業範囲は、橋梁メーカーの工場においてトレーラーで輸送可能なサイズで製作された歩道橋部材を、建設する場所の近傍に設けた作業ヤードで受け取るところから始まります。

作業ヤードでほぼ完成形まで組み立てた後、当社の重量物運搬用特殊機材「スーパーキャリア」や「スーパーテーブルリフト」の出番となります。完成形の歩道橋を作業ヤードから建設予定場所へスーパーキャリアが運搬し、スーパーテーブルリフトが所定の高さまで据え付けて、一夜のうちに一括架設作業が完了します。

工場から運ばれてきた時はバラバラで、完成形が図面でしか想像できなかったものを、目の前で組み立て、一夜で橋を架けることができる。まさに当社の技術力の高さを目の当たりにできます。

その舞台裏には、最善な施工方法をめぐって議論を重ね、架設当日には一丸となって、それぞれ決められた責務をきちんと成し遂げるヒトがいます。橋を無事に架け終えるまでは大きなプレッシャーがありますが、完成後の達成感・充実感はその何倍も感じ入ることができます。

ミライに使用される道路や鉄道を宇徳の技術力がつくる実感

プラント営業部 営業第二チーム チームリーダー 中村 聡

2009年 みなとみらい地区での歩道橋一括架設工事

現在、特殊機材を活用した案件の営業部署に所属しています。お客様が新しい橋梁を建設する際、当社機材による一括架設工法の提案を行い、有効性をアピールしています。数百トンにもなる橋梁を動かし、ミライに使用される道路や鉄道をつくり、その地域の人々の生活に支障が無いように建設工事を行う一端を担っています。

具体的には、既存の鉄道が新しい駅を設置するため、交通量の多い道路上の橋梁を架け替える必要がありました。そこで、当社のスーパーキャリアによる架け替え工法を提案し、採用されました。終電から始発まで分単位で計画された詳細なスケジュールに即して“モノを動かし”、早朝、架け替えられた橋梁を始発電車が何事もなかったかのように通過するとともに、作業場所であった道路上を路線バスや一般の通勤車両が通行し始めた時、“ミライをつくった”と実感しました。

取材:2020年9月

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