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宇徳のヒト プラント(技術チーム)

重量物を正確に据え付け、ミライをつくる

輸送・施工技術部 技術チーム 福田 脩二

現在、私は技術チームの一員として、原子力発電所・プラント建設・橋梁工事などにおける重量物の運搬・据付に関する工法計画を担当しています。安全性を最優先に、丁寧かつ正確な計画立案を心がけており、細部にいたるまで注意を払いながら業務に取り組んでいます。

印象に残っている案件の一つが、現場代理人として携わった山形県での橋梁架設工事です。橋長97m・鋼重680tの鋼合成箱桁橋を、当社のスーパーキャリアとテーブルリフトにより夜間に118mの距離を運搬し、一括架設を行いました。わずかな旋回でも桁端部が大きく動く繊細な作業となりましたが、車上設備や作業手順を綿密に計画した結果、無事に完了することができ、大きな安心感とともに深い達成感を感じました。

「信頼」の土台を積み重ね、安全な施工を実現する

当社の強みは、長年にわたる実績によって築かれた「信頼」です。工法計画の提案においても、過去の取り組みが評価されているからこそ、お客様が耳を傾けてくださり、プロジェクトを任せていただける機会が多くあります。こうした信頼をさらに強固なものにするため、関係者とコミュニケーションを取る際は、常に相手の立場に立って考えることを心がけています。積み重ねてきた信頼をこれからも繋いでいくために、より責任感を持って業務に取り組むことができています。

今後は、技術力のさらなる向上を目指し、高度な技術者として成長することを目標としています。現場のニーズに即した機材の開発や実用性の高い工法の提案、新技術の導入などに積極的に取り組み、プロジェクト全体での業務の効率化や品質向上を推進させ、よりよい提案ができるよう研鑽に努めてまいります。

取材:2025年10月

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