株式会社宇徳 リクルートサイト

歴史ある物流企業で、
世界とつながる。

大学時代の留学経験で、自分の知らない広い世界があることを実感しました。そこで視野が広がり、国内で完結する仕事ではなく、世界とつながる仕事に就きたいと考えるようになりました。

世界とつながる仕事と言ってもいろいろありますが、私の場合、業界は「物流」に絞って考えました。たとえば自動車などのメーカーでも海外とやりとりする仕事に携われるかも知れませんが、メーカーだと基本的には自社商材だけを取り扱うことになり、自分には向いていないと考えました。物流であればさまざまな貨物を通じて世界とつながって、そのことを通じて社会に貢献できる。それが自分に合っていると思ったんです。

多くの企業がある中でも宇徳を選んだ決め手は、長い歴史を持っていることからくる信頼感。また港湾・物流・プラントという3つの事業を持っている点にも惹かれました。

あとは人の魅力です。採用面接でお話した皆さんがとても優しかったのがとても印象的で、宇徳に決めたポイントとなりました。

確実に届けることを、
積み重ねていく。

私がここで携わっている輸出業務の仕事をひと言で言えば、「お客様の貨物をスケジュール通りに本船に積み込む」こと。具体的には顧客窓口対応、見積作成、現場への作業依頼、輸出関連書類の作成などが主な業務です。港湾全体が毎日時間単位で動いているため、それぞれの業務に厳格な時間制限があり、スピード感をもって動くことを求められます。

ここ大井で、私と同じ役割で働いているのが7〜8名。基本的に顧客ごとにチームを組み仕事を進めています。このメンバーの中で入社6年目の私は、リーダーと新人とのちょうど中間くらいのポジションになります。

貨物を動かすには現場で働く人たちの協力が必要です。作業員の多くは自分より年上の方々ですが、年齢を問わず相手をリスペクトする気持ちが重要になってきます。また実際の現場の動きを知ることも大事です。現場の人たちを尊重し、現場を知った上で仕事をお願いする。それがあって初めて気持ちよく仕事をして頂けるんだと思います。

難しい状況を乗り越えた時は、達成感がありますね。例えば台風などの悪天候の時。予定通りに貨物を動かすことができないので、計画の変更を提案することになります。自分が創意工夫して考えた提案が通って、それがうまくいくと本当に嬉しいです。

通常のコンテナに収まらないサイズの貨物を載せる特殊コンテナを扱うのも、やりがいのある仕事の一つです。積み込みにあたって事前計画を周到に行い、関係者の協力のもとスムーズに進める必要があります。これもやり遂げると達成感がありますね。

お客様から頂いて嬉しかったのが、「安心して任せられる」という言葉です。物流は基本的に、時間通りに届いて当たり前、という仕事です。その当たり前のことを積み重ねた結果、お客様から信頼してもらえるようになる。その言葉を頂いた時は、これまでの積み重ねが認められたような気がしました。

輸出業務以外のプロジェクトを任されることもあります。私が担当したプロジェクトで最も大きかったのが、本牧のCFS（コンテナフレートステーション：輸出入コンテナの一時保管倉庫）移転プロジェクト。

CFSの移転というのは、単にA地点からB地点に倉庫を移動させるだけ、というものではありません。貨物の動線やオペレーションの設計、関係各所との調整など、やるべきことは多岐にわたります。CFSは税関当局の管轄下にある「保税施設」ですので、税関や横浜市とのやりとりも経験しました。輸出入のオペレーションを止めずに新しいCFSに切り替えるのは本当に大変でしたが、胸を張って自慢できる実績になったと感じています。

人に支えられ成長できる環境が、ここにある。

宇徳を選んだ理由の一つが人の優しさだった、と先ほどお話ししました。その印象は入社してからも同じで、上司の方々も優しく、こちらの話をしっかり聞いてもらえる人達ばかりでした。若い社員でも上に相談しやすい環境。これって、働いていく上で大事なんじゃないかと思っています。

そんな環境の中で上司や先輩に支えられ、任せられた仕事を自分で判断して成し遂げていく。そこで若いうちから実行力を身につけることができます。また小さい貨物でも動かすには多くの人の協力が必要ですから、おのずと調整力も身につきます。

人に支えられて、着実に成長していける。これが宇徳という職場の魅力だと思います。